NASU 661 WINE HILLS は「那須の豊かな自然や美しい景観を生かしながら、百年先にも残る居心地のいい空間」を目指した総合的な事業と位置づけし、さまざまな工夫を凝らしています。
例えば、廃棄処分になった栃木県産の伝統石材「大谷石」を譲り受け、階段・建物の壁面に再利用しています。また景観に配慮した小型の風力発電を利用した再生エネルギーによる電力の供給、積極的な雨水の利用など、循環型の施設を建設しました。
延べ床面積1000㎡の規模の建物にはテイスティングルームやレストランのほかにワインの保管倉庫を完備。ワイナリーと周辺の敷地内にはブドウ畑や桑畑を巡る里山散策路、宿泊用のコテージやアウトドアスペースを整備し、果実の生産風景や豊かな自然も感じていただけます。
ワイナリーの場所は「那須りんどう湖ファミリー牧場」「ロイヤルホテル那須」に隣接し、那須の御用邸の下に立地する敷地は約13.5ヘクタール。栃木県では最大規模の施設です。
NASU 661 WINE HILLS は、ワインの製造・販売だけでなく【那須高原の新しい観光拠点化】と【6次産業化の推進】の役割を担っています。このワイナリーをはじめ、那須地域の多くの産業・企業が連携することで、地域全体の活性化につながってほしいと切に願っています。
〈 NASU 661 WINE HILLS 代表 室井秀貴 〉